ぬか床にどんなものを漬ければいいでしょうか?今回はフルーツを漬けてみましょう!ポリフェノールたっぷりで、皮ごと食べたいブドウ/マスカットを紹介します。
ブドウ/マスカットはぬか床に漬けることができます。ポイントをお伝えしていきます。
目次
ブドウ/マスカットをぬか床に美味しく漬けるには
ぬか床に漬ける際に、ブドウ/マスカットの特徴を押さえましょう。
- 表面の皮がすごく薄い場合が多く、漬かりやすい
- 果肉は柔らかく、ぬか床が漬かりやすく、風味がつきやすい
- 普段、食べる際には皮ごと食べることが多い
そこで、ポイントを押さえることによって、簡単に、ぬか床に漬けられるようになります。
ブドウ/マスカットをぬか床に漬ける前の下処理
水洗いをする
ブドウ/マスカットの皮は薄く、そのまま食べることが想定されます。そのため、水洗いをしておきましょう。
塩もみはしなくてもOK
ブドウ/マスカットの皮、果肉は柔らかいため、ぬか床に漬かりやすいです。そたのめ、塩もみはしなくても大丈夫です。
簡単!ブドウ/マスカットのぬか床への漬け方
ブドウ/マスカットを漬けていきます。
ぬか床が全てかぶるように漬けましょう。
ブドウ/マスカットのぬか床への漬け時間の目安
ぬか床にブドウ/マスカットを漬けた場合、早くて3時間、しっかり漬けるなら1日間ほどかかります。
ただ、オススメはあっさりめに漬けることです。
なぜならば、
- ブドウ/マスカットの甘みを残したい
- ブドウ/マスカットは皮が薄く、果肉の水分量が多いため、漬かりやすい
このような特性があるので、ぬか床に漬かりすぎると食べにくくなってしまいます。
ぬか床に漬かりすぎを防ぐ方法
取り出し時間を調整しにくい方もいらっしゃると思います。
そのような方には、
- ぬか床を冷蔵庫に移動させる
- ぬか床にブドウ/マスカットだけ取り出してサランラップに包んで、冷蔵庫に移動させる
- ペーパーや木綿のハンカチなどで包んでからぬか床に漬ける
このようにすると、ぬか床に漬かりにくくなります。ご自身の時間に合わせてぬか床から出していきましょう。
ブドウ/マスカットをぬか床から出す
ぬか床から取り出す際に、ブドウ/マスカットが小さいので、見つかりにくい場合があります。このようなことを防ぐために、ペーパーや木綿のハンカチなどに包むと見つかりやすいです。
ブドウ/マスカットのぬか漬けの一言アドバイス
ブドウ/マスカットはぬか床に漬かりやすいため、ぬか床から早めに引き上げることをオススメします。
ブドウ/マスカットのぬか漬けの効用
皮の部分に多いポリフェノール
ブドウにはポリフェノールが多量に含まれています。
特に皮の部分に多く、これはガンや動脈硬化の予防に効果があるといわれています。
また、その中のアントシアニンは色素成分で赤ブドウに沢山含まれており、目の疲れや視力回復につながる重要な役割を果たす成分です。
まとめ
このように、ガンや動脈硬化の予防、そして視力回復効果が高く、
プチプチとした食感が魅力のブドウ/マスカットのぬか漬け。
普段は、漬物にしないからこそ、この美味しい甘じょっぱさを味わってみてください。
このように、TOCOTOでは、300年の歴史ある漬物屋うまもんのノウハウから、ぬか床と仲良く過ごすための情報をお伝えしています。
また、TOCOTOこだわり、菌が20倍以上育つ自然栽培ぬか床キットもご用意しています。ぜひ、菌ちゃんとお互いに豊かな発酵生活をおくりましょう。
自分のぬか床が最適か見極める
ご自宅にあるぬか床には、最適な塩分濃度、酸性度があることをご存知ですか?
昔のご家庭であれば、長年の勘により、舌で判断していました。しかし、現在、どんなぬか床が最適であるか知る機会がないこと。比較することもできないので、難しいのではないでしょうか。
ちなみに、TOCOTOでは、ぬか床にとって、腐敗菌が繁殖しにくい値を塩分濃度と酸性度を定義しています。
こちらの指標を元に、TOCOTOでは、ぬか床10gがあれば簡単にできる、ぬか床の検査キットを提供しています。
老舗漬物屋のノウハウと客観的なデータを元に、現状の診断と今後の処方箋をお伝えしています。