ぬか床に漬けたい変わり種の野菜

ぬか床にどんな野菜を漬ければいいでしょうか？今回は変わり種でもあり、気になる塩分を排出する効果があるズッキーニを紹介します。

３〜9月が旬のズッキーニもぬか床に漬けることができます。ポイントをお伝えしていきます。

ズッキーニをぬか床に美味しく漬けるには

ぬか床に漬ける際に、ズッキーニの特徴を押さえましょう。

• 表面の皮が薄い場合が多く、漬かりやすい
• ズッキーニの果肉は柔らかく、ぬか床が漬かりやすく、風味がつきやすい

そこで、ポイントを押さえることによって、簡単に、ぬか床に漬けられるようになります。

ズッキーニをぬか床に漬ける前の下処理

ヘタを切り落とす

ズッキーニは皮は比較的薄い野菜のですが、ヘタは硬くて食べにくいので、切り落とします。

縦半分に切る

ズッキーニは皮が比較的薄く、果肉も水分多めで柔らかいので、ぬか床の風味が浸透しやすい野菜です。

また、早めにしっかり漬けたい時は切った断面に塩を擦り込むことによって細胞壁を壊し、そこからぬか床に漬かりやすくします。
塩の量は、ほんの少し、指の腹にのるくらいで大丈夫です。

簡単！ズッキーニのぬか床への漬けかた

ズッキーニを漬けていきます。
ぬか床が全てかぶるように漬けましょう。

ズッキーニの漬け時間の目安

ぬか床にズッキーニを漬けた場合、早くて6時間、通常だと１～２日間ほどかかります。塩を擦り込んだ場合はより早く漬かります。

ズッキーニのぬか漬けの一言アドバイス

ズッキーニはぬか床から引き上げた後、時間が経てば経つほど、水がしみだしていきます。そのため、ぬか床から引き上げた後は早めに食べるようにしましょう。

ズッキーニのぬか漬けの効用

塩分を排出するカリウム

ビタミンCやβカロテンなど

まとめ

このように、変わり種とも思えるズッキーニのぬか漬け。
塩分が気になる漬物だからこそ、ぜひ、チャレンジしてみてください。

このように、TOCOTOでは、300年の歴史ある漬物屋うまもんのノウハウから、ぬか床と仲良く過ごすための情報をお伝えしています。
また、TOCOTOこだわり、菌が20倍以上育つ自然栽培ぬか床キットもご用意しています。ぜひ、菌ちゃんとお互いに豊かな発酵生活をおくりましょう。

自分のぬか床が最適か見極める

ご自宅にあるぬか床には、最適な塩分濃度、酸性度があることをご存知ですか？
昔のご家庭であれば、長年の勘により、舌で判断していました。しかし、現在、どんなぬか床が最適であるか知る機会がないこと。比較することもできないので、難しいのではないでしょうか。

ちなみに、TOCOTOでは、ぬか床にとって、腐敗菌が繁殖しにくい値を塩分濃度と酸性度を定義しています。
こちらの指標を元に、TOCOTOでは、ぬか床10gがあれば簡単にできる、ぬか床の検査キットを提供しています。
老舗漬物屋のノウハウと客観的なデータを元に、現状の診断と今後の処方箋をお伝えしています。