夏野菜のミニトマトもぬか床に漬けることができます。ポイントをお伝えしていきます。
目次
ミニトマトをぬか床に美味しく漬けるには
ぬか床を漬ける際に、ミニトマトの特徴を押さえましょう。
- 丸いので均一に漬けられる
- 表面の皮が厚い場合が多く、漬かりにくい
- ミニトマト自体に酸味があるため、ぬか床の風味がわかりにくい
そこで、ポイントを押さえることによって、簡単に、中まで漬かり、ぬか床の風味も加えられるようにします。
ミニトマトをぬか床に漬ける前の下処理
ヘタに塩を擦り込む
ミニトマトは皮が比較的厚い場合が多く、ぬか床の風味が浸透しにくい野菜です。そのため、ミニトマトのヘタを取った部分に、塩を擦り込むことによってミニトマトの細胞壁を壊し、そこからぬか床に漬かりやすくします。
塩の量は、ほんの少し、指の腹にのるくらいで大丈夫です。
このようにすれば、以下のお悩みを解決することができます。
- 表面の皮が厚い場合が多く、漬かりにくい
- ミニトマト自体に酸味があるため、ぬか床の風味がわかりにくい
簡単!ミニトマトのぬか床への漬けかた
塩を擦り込んだミニトマトを漬けていきます。
ぬか床が全てかぶるように漬けましょう。
ミニトマトの漬け時間の目安
ぬか床にミニトマトを漬けた場合、早くて6時間、通常だと1~2日間ほどかかります。塩を擦り込んだ場合はより早く漬かります。
ミニトマトのぬか漬けの一言アドバイス
ミニトマトはぬか床から引き上げた後、時間が経てば経つほど、水がしみだしていきます。そのため、ぬか床から引き上げた後はすぐに食べるようにしましょう。
ミニトマトのぬか漬け、ぜひ、チャレンジしてみてください。
このように、TOCOTOでは、300年の歴史ある漬物屋うまもんのノウハウから、ぬか床と仲良く過ごすための情報をお伝えしています。
また、TOCOTOこだわり、菌が20倍以上育つ自然栽培ぬか床キットもご用意しています。ぜひ、菌ちゃんとお互いに豊かな発酵生活をおくりましょう。
自分のぬか床が最適か見極める
ご自宅にあるぬか床には、最適な塩分濃度、酸性度があることをご存知ですか?
昔のご家庭であれば、長年の勘により、舌で判断していました。しかし、現在、どんなぬか床が最適であるか知る機会がないこと。比較することもできないので、難しいのではないでしょうか。
ちなみに、TOCOTOでは、ぬか床にとって、腐敗菌が繁殖しにくい値を塩分濃度と酸性度を定義しています。
こちらの指標を元に、TOCOTOでは、ぬか床10gがあれば簡単にできる、ぬか床の検査キットを提供しています。
老舗漬物屋のノウハウと客観的なデータを元に、現状の診断と今後の処方箋をお伝えしています。