ぬか床が出来上がったらどうすればいいのでしょうか?
TOCOTOは、初期にいかに早く、いかに多くの発酵菌、乳酸菌を増やすことを主軸にぬか床作りをお届けしています。
一方で、ぬか床の立ち上げ(作り始めから1〜2週間)の時期が終わったからと言って、そのスタンスは変わりません。
皆さんに、発酵菌たっぷりのぬか床をお届けしたいので、か床の立ち上げが終わった後も、発酵菌を増殖させるぬか床作りをオススメしています。
それでは、ぬか床が立ち上がった後は、どのようなことをすればいいのでしょうか?
目次
置く場所
置く場所は、常温で直射日光が当たらないところをオススメしています。
なぜ常温に置くのか?
なぜ、常温に置くことをオススメしているのか?
それは、腐敗菌を抑制させるためです。
なぜ、腐敗菌が抑制されるか?それは、発酵菌を育てることで、発酵菌が優位な環境を作るためです。
菌が育ちやすい温度
菌が育ちやすい気温は20~25度。人間と同じですね。
そのため、常温であれば、発酵菌は育ちやすいのです。
冷蔵庫では発酵菌はお休み状態に
冷蔵庫に入れるぬか床キットはよくあります。確かに、冷蔵庫に入れてもいいのですが、その状態の発酵菌は元気でありません。
いわゆる、お休み状態であるのです。
そのため、発酵菌をより取り入れたい方には、常温に置くことをオススメしています。
混ぜるタイミング
それは、常温に置いた場合、混ぜるタイミングは何を目安にしたらいいのでしょうか?
それは、白い膜、産膜酵母が張るか張らないかのタイミングで混ぜることをオススメしています。
混ぜる頻度
具体的な混ぜる頻度は
- 夏 1日に1回
- 春・秋 1〜2日に1回
- 冬 3日に1回
あくまで目安ではあります。
なぜなら、ぬか床・ご家庭の環境の状態によって変わってくるのです。
ぜひ、お家のぬか床のリズムをご自身で感じていきましょう。
忙しくて混ぜられない方
混ぜる頻度が追いつかない・忘れやすい・忙しい方には、気温の低い冷蔵庫に入れることをオススメします。
発酵菌もお休み状態にはなりますが、腐敗菌も抑制されます。
そのため、ある程度の期間、混ぜなくても、腐敗菌の増殖は抑えられます。
ただ、一方で、完全に腐敗菌の増殖を抑えられる訳ではないので、
ぬか床内の環境をリセットさせるため、できれば1週間に1度、冷蔵庫から出して混ぜてあげてください。
ぬか床を定期的に見てあげると、何かぬか床内に異変が起きた際に、対処できます。ぜひ、ぬか床の様子を覗いてあげてください。
きっと、あなたにとっても、癒しの時間をもたらしてくれます。
まとめ
ここまで、発酵菌をいかに増殖させるかを軸に、ぬか床立ち上げ後からの処置をお伝えさせていただきました。
私たち、TOCOTOは、人と菌が仲良くなることを目指しています。
そのためには、菌がより育つことを大切にしたいです。
一方で、私たち、人がハッピーに生きることも大切にしたい。
そのため、忙しい人であれば、やはりその人のライフスタイルがあるので、そのリズムを大切にして欲しいです。
菌の成長を観察しながら、私たちのライフスタイルと擦り合わせていきましょう。