気温が低くなってくる秋から冬、そしてまだまだ寒い春先の季節。
ぬか床を続けるにあたり、色々なお困りの声を聞きます。
この記事では、寒い時期に起こる課題とその解決方法についてお伝えしていきます!
目次
寒い季節に起こりうるぬか床の課題
グッと寒さが深まる季節。
ぬか床作りをしてくださった方々から、
この季節だからこそのお悩みを聞きます。
- 漬かりが遅い
- 変化が感じられない
- 発酵が進んでいない
ぬか床をやっている方、
寒い季節に一度は感じたことではないでしょうか?
そして、ぬか床をやったことがない方も
そんなことがあるんだとびっくりされたのではないでしょうか?
寒い季節のぬか床の悩みをそのままにすると
- 漬かりが思うようにいかないから漬けなくなる・・・
- 変化がないから混ぜなくなる・・・
結果、ぬか床に野菜を漬けず・・・混ぜないまま、、、
いつの間にか白いカビ?膜?がビッシリ。
これって、腐ってるの?どうなの?
・・・・見るのも怖いから、開けていない、触っていないの
開けず触らずのぬか床になっていませんか?
発酵してるの?寒い時期のぬか床解決策
では、どうすればいいのでしょうか?
一つ一つ整理していきましょう!
ぬか床を寒い所から暖かい所へ移動させる
この寒い時期、ぬか床を触るとヒヤッとしてますよね。
ここで突然ですが、質問です。
皆さんは、ぬか床に最適な気温をご存知ですか?
暑いのはダメだろうけど、、、、
実は、20〜25°が最適なのです。
発酵しやすい温度ということですね。
となると、冬の季節は10°以下になることも。
そう考えると、ぬか床にとっては寒すぎるのかもしれません。
そのため、私たちが冷たい!と感じている温度も、
ぬか床も同じように冷たい!と感じているのかもしれませんね。
そのため、寒い季節におすすめしているのは、暖かい部屋に移動させてあげること。
リビングなど、暖房が付いている場所です。
人間が過ごしやすい温度がぬか床にとっても過ごしやすいのですね。
腐らないからいい?ぬか床を冷蔵庫に入れるということ
寒い時期、というか年中、冷蔵庫などにぬか床を置いている方もいらっしゃると思います。
ぬか床を腐らせたくないから、冷蔵庫に入れている!というお声はよく聞きます。
確かに、5度ぐらいを維持してくれる冷蔵庫は、ぬか床の中の菌の活動を弱め、腐敗菌の繁殖を防いでくれます。
しかし、一方で、ぬか床内の発酵を進める菌の活動も弱めてしまう、ということ。
菌が元気に働いて、より発酵しているぬか床を手に入れたい方は、寒い冷蔵庫ではなくて、人が過ごしやすいところへ移動させてみてください。
気温が低い時期にはぬか床をリビングへ!
まとめると、ぬか床を発酵させる状態にするには、
人が過ごしやすい場所へ移動させることが重要なのですね。
発酵する=腐敗もしやすくなる、ということ。
混ぜることが難しい方は冷蔵庫・冷暗所のままでも大丈夫ですよ。
ただ、下記のようなお悩みをお持ちの方は発酵を進めるためにも暖かい場所へ移動するのがいいかと。
- 漬かりが遅い
- 変化が感じられない
- 発酵が進んでいない
ぜひ、あなたの側にぬか床を置いてあげて、一緒にぬか床ライフ楽しみましょう。