ナスは最もうまく漬けることが難しいと言われています。
ここでは、ポイントをお伝えしていきます。隠し技のアレを入れることもおすすめ・・!
目次
ナスをぬか床に美味しく漬けるには
ぬか床を漬ける際に、ナスの特徴を押さえましょう。
- 表面の皮が厚く、中心まで厚みがあるので均一に漬かりにくい
- ナス自体にアクがある
- ナス自体が変色しやすい
- ぬか床にナスの紫色が移る
そこで、ポイントを押さえることによって、簡単に、中まで漬かり、色の変化も抑えるようにします。
ナスをぬか床に漬ける前の下処理
塩もみをする
塩もみをすることによってナスの外側を塩分をでカバーし、ナス自体の変色と、ぬか床内に紫色が移ることを防ぎます。
また、塩もみすることにより、ナスの細胞壁を壊し、中まで均一にぬか床に漬かるようにします。
塩を一つまみつまんだら、ナスから水分が出るまで、しっかりもみこみましょう。このようにすることで、ナスの水分とアクを除きます。
切り込みを入れる
ナスは皮付きのままでいいですが、中心が漬かりにくいので、厚みがあるナスの場合は、切り込みをいれましょう。中心までしんなりと浸かることができます。
また、ヘタは切り落としましょう。
ぬか床への色移りを防ぐ方法
鉄を加えてぬか床への色移りを防ぐ
さらに、ぬか床へ色が移ることが気になる方は、鉄を加えることをおススメします。
例えば沸騰したお湯で消毒した釘を加えるのです。
また、鉄鍋、鉄フライパンに逆にぬか床を移して、そこにナスを漬けてしまうという方法もあります。
簡単!ナスのぬか床への漬けかた
塩もみしたナスを漬けていきます。
切り込みをした場合は、ぬかが入り込むように、切り込みの間にぬかを少し詰めていきます。
ナスの漬け時間の目安
ぬか床にナスを漬けた場合、早くて6時間、通常だと1~2日間ほどかかります。切り込みを入れた場合は早く漬かります。
ナスのぬか漬けの一言アドバイス
ナスはぬか床から引き上げた後、時間が経てば経つほど、茶色に変色していきます。そのため、ぬか床から引き上げた後はすぐに食べるようにしましょう。
夏になって、ナスのぬか漬けは欠かせないですよね。ぜひ、チャレンジしてみてください。
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