ぬか床にどんなものを漬ければいいでしょうか?
今回は長芋を漬けてみましょう!しゃくしゃく食感でおつまみに美味しい長芋のぬか漬けを紹介します。
長芋はぬか床に漬けることができます。ポイントをお伝えしていきます。
目次
長芋をぬか床に美味しく漬けるには
ぬか床に漬ける際に、長芋の特徴を押さえましょう。
- 表面の皮が薄く、漬かりやすい
- ひげ根があると食べにくい
- 生でも食べやすい
そこで、ポイントを押さえることによって、簡単に、ぬか床に漬けられるようになります。
長芋をぬか床に漬ける前の下処理
水洗いをする
長芋の皮は薄く、そのまま食べることが想定されます。そのため、水洗いをしておきましょう。
ひげ根を取り除く
皮のまま、食べるときは、特にひげ根を取り除くと良いです。コンロの弱火の火に近づけると、炙ることができます。
2等分にする
直径が大きい場合は、2等分にします。
また、皮を剥くと漬かりやすいです。
また、気にならない方は、皮のままでも大丈夫です。また、皮のままだと、ぬか床に漬けるときにヌルヌルせずに漬けやすいです。
塩もみはしなくてもOK
ぬか床に漬かりやすいめた、塩もみはしなくても大丈夫です。
簡単!長芋のぬか床への漬け方
長芋を漬けていきます。
ぬか床が全てかぶるように漬けましょう。
長芋のぬか床への漬け時間の目安
ぬか床に長芋を漬けた場合、早くて6時間、しっかり漬けるなら2~3日間ほどかかります。
ただ、オススメはあっさりめに漬けることです。
なぜならば、
- 長芋のあっさりとした甘味を残したい
- 長芋は皮が薄く、漬かりやすい
このような特性があるので、ぬか床に漬かりすぎると食べにくくなってしまいます。
ぬか床に漬かりすぎを防ぐ方法
取り出し時間を調整しにくい方もいらっしゃると思います。
そのような方には、
- ぬか床を冷蔵庫に移動させる
- ぬか床に長芋だけ取り出してサランラップに包んで、冷蔵庫に移動させる
- ペーパーや木綿のハンカチなどで包んでからぬか床に漬ける
このようにすると、ぬか床に漬かりにくくなります。ご自身の時間に合わせてぬか床から出していきましょう。
長芋のぬか漬けの一言アドバイス
長芋はぬか床に漬かりやすいため、ぬか床から早めに引き上げることをオススメします。
長芋のぬか漬けの効用
ぬめり成分が胃腸に優しいムチン
長芋の粘り成分が他にはあまりない成分です。これは、オクラや納豆と同じく「ムチン」というぬめり成分によるものです。
ムチンには胃腸を保護する効果があります。また、消化を助けてくれます。
まとめ
このように、ぬめり成分が胃腸に優しいムチンを多く含んでる長芋。
おつまみにもぴったりの長芋のぬか漬け。
しゃくしゃくとした食感と、長芋の甘味とぬか漬けによる風味を味わってみてください。
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自分のぬか床が最適か見極める
ご自宅にあるぬか床には、最適な塩分濃度、酸性度があることをご存知ですか?
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