ぬか漬けをいつでも食べたい。そんな人におすすめな、家庭で作るぬか床。
乳酸菌豊富で免疫力アップ、整腸効果があります。
一方で、難しいイメージをお持ちの方も多いと思います。
そんな初心者の方に向けて、おすすめなぬか床の選び方をご紹介します。
目次
ぬか床のサイズ・大きさ
ぬか床をご自宅で作るのであれば、誰と食べるかを確認しましょう。家族が多い方は大きいぬか床がおすすめです。
ぬか床の量は、 2人までなら1kg、3~4人用なら2kgが最適です。
水分を加えていないものなら全体の重量にプラスして水分の重さが増えます。
冷蔵庫で保存するなら、4Lタッパーがギリギリ入るくらいです。多くても3kg程度までがおすすめです。 冷蔵保存すればかき混ぜの頻度を減らせることができます。気温が低いほど、発酵しにくくなるので、酸味が抑えられます。
ぬか床が始められるかと不安な場合は、 少量サイズから始めるといいでしょう。気に入ったら 家族の人数に合わせて、同じものを買い足せば OKです。
TOCOTOのぬか床は水分量を加えると1kgサイズで小さめです。
ぬか床の容器の種類
琺瑯(ホーロー)
金属なので丈夫です。また、ホーロー加工で腐食にも強いです。匂いも洗えば、気になりません。また、ホーロー容器は白く、汚れもサッと拭けば取れるのも魅力的です。一方で、値段が高いです。
陶器・甕(かめ)
陶器はプラスチックやホーローに比べて断熱性が高いです。また、昔ながらの茶色い万古焼の甕もあれば、シンプルでカラフルな陶器も色々あります。
プラスチック
漬ける量によって、色々なサイズがある容器です。素材が軽く、割れにくいです。
TOCOTOのぬか床は、特に、透明度の高い容器を使用しています。そのため、ぬか床が育つ様子を見ることができます。また、異変があった際に、すぐに気づくことができます。
ぬか床の原材料の種類
ぬか床は、ぬか・塩・水という基本的な原材料があればできます。
それに加えて、各メーカーから販売されているぬか床は、トウガラシや山椒などの香辛料などがあります。
例えば、トウガラシは辛味を出すだけでなく、腐敗防止にもなります。
ぬか床の原材料が安心・安全
皆さんは、なぜぬか床を取り入れたいですか?おそらく、健康のためと考えている方が多いと思います。
それでは、ぬか床に使われている原材料も体にいいものであればいいですよね。安心・安全な原材料でできているかチェックしていきましょう。
例えば、遺伝子組み換え食品でないか、国産のものを使っているか、農薬は不使用か、添加物不使用か…などを確認しておくと安心できます。
特に化学調味料や食品添加物は、使っていないものを選ぶといいです。余計なものを加えず、発酵のうまみが楽しめるのもぬか漬けの魅力です。
ぬか床のお手入れ・お世話が簡単で手軽
ぬか床によって、お手入れの仕方へのアドバイスが違います。できるだけ簡単に長く続けたいなら、買ったあとの手入れが簡単なぬか床を選びましょう。
一方で、冷蔵庫に入れっぱなしにすると、乳酸菌があまり働いていない状態にぬか床もなります。そのため、しっかりと乳酸菌(発酵菌)が増殖しているぬか床を育てた上で、気温の低い場所へは入れましょう。
そうすれば、冷蔵庫に入れる中で、週にたった1度のかき混ぜでOK!という製品もあります。
また、ぬか床は使い続けていると、野菜の水分が出てきて水っぽくなります。
そこで、新しいぬかと塩を足す必要があります。
そのために、補充用の足しぬかがあるかも確認しましょう。
ぬか床の発酵が楽しめるか
ぬか床は、立ち上げの時期が必要です。今では、すでにぬか床の立ち上げができている熟成床もあります。ぬか床が発酵する過程も楽しみたいのであれば、ぬか床の立ち上げも楽しんでいただきたいです。
熟成床
すでにぬか床の立ち上げができている熟成床です。すぐに漬物を漬けられます。一方で、ぬか床の立ち上げから体験できないので、せっかく作るなら、発酵している様子を楽しみたい人には物足りないかもしれません。
ぬか床立ち上げ
生ぬかでぬか床を立ち上げることはスタンダードです。この過程を踏んでおけば、ご自身でやり直す時もスムーズに行うことができます。
- 種ぬかからぬか床を作る
発酵熟成に1ケ月要(その間、野菜の連続的捨て漬けが必要) - 種ぬかなしで床を作る
発酵熟成に2~3ケ月要(その間、野菜の連続的捨て漬け要)
TOCOTOぬか床独自製法
TOCOTOでは、腐敗菌を増殖させないためにも、発酵菌(主に乳酸菌)をいかに早く、多く増殖させるかに特化した作り方をしています。この方法では、種ぬかも使用し、通常より20倍以上、菌の増殖が多いです。そのため、立ち上げ時に、ぬか床がもこもこ膨らんできます。
ぬか床の説明書・サポート
ぬか床は、古くは、ご近所同士でぬか床のノウハウを共有しながら、ぬか床を育てていました。しかし、ご近所の繋がりがない今、「ぬか床の知識がある人がいない」という方も多いと思います。
そこで、おすすめなのが、ぬか床の作り方などが記載された説明書・ハンドブックが添付されたキットです。
また、容器などもセットされていると、さらに手軽に始められます。
説明書だけでなく、動画もついたキットもあります。
また、メールや電話、LINEなどによるサポートが充実したものであれば、作り始めてから疑問が出てきた時に相談できるのでおすすめです。プロのアフターサポートがあれば、安心ですね。
おすすめのぬか床キット
そして、お勧めするのが、TOCOTOの自然栽培ぬか床キットです。
- ぬか床のサイズが冷蔵庫でも出し入れしやすいミニサイズの約1kg
- 透明度が高い容器でぬか床の変化に気づきやすい
- 米ぬか、釜炊き海塩[萩の塩]、昆布、唐辛子、種ぬかなどの原材料
- 無農薬・無肥料で安心安全な自然栽培米の米ぬか
- お手入れが簡単・乳酸菌が増幅しやすいので腐敗しづらい
- ぬか床の立ち上げから楽しめるので、発酵の様子を体感できる
- パンフレット、作り方の動画、LINEでのチャット、診断キットなどでサポート
TOCOTOこだわり、菌が20倍以上育つ自然栽培ぬか床キットをぜひ体験してみてください。
まとめ
家庭で作りたいぬか床の選び方を紹介させていただきました。
いかがでしたでしょうか?
手軽に、いつでも発酵食品が食べられる状況を作ると、心と体の健康にも良いですよね。ぜひ、ご自身にあったぬか床を選んでください。
TOCOTOでは、300年の歴史ある漬物屋うまもんのノウハウから、漬物やぬか床と仲良く過ごすための情報をお伝えしています。
菌ちゃんとお互いに豊かな発酵生活をおくりましょう。